2025年6月の記事一覧

令和7年度 地域探究・探究基礎講座②「立佞武多講演会」

5月8日(木)午後、株式会社パークイン五所川原代表取締役社長 中山 佳氏をお招きして、「立佞武多と地域経済、そして未来の可能性」という題で講演をして頂きました。その後、①「五所川原市の地域経済がより発展するには何が必要か」②「立佞武多の館に代わる観光コンテンツ」③「今後どのような形で立佞武多(五所川原市)と関わっていきたいか」について、テーマを選んでグループで話し合いました。

 

学んだこと

・まだ歴史が浅く2023年に運行開始から25周年をむかえた。

・市全体で関わり合いながら五所川原立佞武多としての青森ねぶたとは違った魅力を確立している。

・今まではやることが普通だと思ってたけど、多くの人の努力で今やっているというのを聞いてすごいと思った。

・高さ20メートルを超える立佞武多の迫力には圧倒され、その精巧な造形や彩色が、いかに多くの時間と技術、そして情熱によって作られているかがよくわかった。

・立佞武多の祭りが開かれたことによる経済効果は30億円と思ったよりも多くてびっくりしたと同時に、それだけの効果があるお祭りはもっと多くの人に知ってもらうべきだし、それで地域を盛り上げたいと思った。

・祭りを見るために五所川原に滞在したい観光客は多いのに、市内にはホテルが3つしかなく、不足していることも初めて知った。

今後の対策

・なにか良い案を出しても、費用面で困難なことが多くあるなと思った。

・立佞武多の模型を販売したり、ランダムで歴代の立佞武多のデザインをしたマスコットなどを販売するなどは手に取りやすくて面白くて良い。

・地域で運行するねぶただけでなく、観光客が実際に体験することができる機会を与えてみる。特に外国の人たちに参加してもらうことで、自分の国などに帰省した際に自慢したくなるような機会を与えて海外にもさらに発信できたらいい。

・私たちも地域の伝統やかけがえのない財産を次の世代に渡すために今何をすれば良いのかを真剣に考える。

感想

・雪でたちねぶたを作るというのが面白かった。

・伝統を守ることの大変さと、それを支える地域のつながりの大切さについて、これまで以上に深く考えるきっかけになった。

・立佞武多の館が休業している間、どうするのかと思っていたのでこの機会に色々な話を聞けて良い機会になった。

・五所川原では現在自然減、社会減という人口減少が問題になっている。今総探で似たような課題に取り組んでいるので良い機会になった。

令和7年度 探究基礎講座①「五所川原市の現状と課題を知る」

4月24日(木)午後、五所川原青年会議所から島谷 昌孝氏をお招きして、「『奥津軽虫と火まつり』の現状と課題について」という題で講演をしていただきました。

 

【生徒感想抜粋】

課題 少子高齢化やコロナ禍の影響で祭りの認知度が下がっている。そのためこれまでできたことが金銭面でできないことがある。
課題 いろいろな点で経費削減に努力しているので、資金を集める場を増やす。
課題 安全に配慮しながら伝統を守っていく。
学んだこと  過疎化が進んでいるからこそ、小中高の生徒たちが協力することが大事だと学んだ。
学んだこと 地域を盛り上げるためには、行政に頼るのではなく、私たちが主体的に行動することが大切だ。