青森県立五所川原高等学校 SSH 第Ⅰ期(R6~R10)開発型
(図をクリックでPDF表示)
Ⅰ 研究開発課題名
日本のシュリンクしつつある地域に変容と活性化をもたらす科学技術人材育成プログラムの開発
Ⅱ 研究開発の概要
1学年では、フィールドワーク等を行って地域課題を探索し、課題研究に係るテーマ設定等を行う。2学年からは理数科をSSH対象クラスとし、外部機関への訪問やSSH講演会等を参考にして、また、地域の多様な学校との協働や海外との交流により多角的な視点を得て理数探究に取り組む。3学年では、海外との交流を発展させながら理数探究を深めるとともに、県内外及び国外に向けて研究発表を行うなど、情報発信力を養う。
Ⅲ 1期目の取組
1.テーマ①
理数探究等の探究活動を充実させることにより、探究力(思考力・判断力・表現力)や協働力(主体的に学習に取り組む態度、コミュニケーション能力)、未知の知識や技術を進んで取り込み、新たな価値を創出する力を育む教育プログラムの開発。
2.テーマ②
大学・企業・研究所等の活動を知る・体験することや、海外との交流により、情報収集力を高め、キャリア意識の向上を図り、科学技術人材の素養を身に付け、科学に対する探究心を向上させるとともに新たな価値を創出する力を育む教育プログラムの開発。
3.テーマ③
地域と連携しながらフィールドワークを重ねて地域課題を探究するとともに、専門高校を含む地域の高校と協働してお互いに刺激を受け合いながら探究活動に取り組むことにより、地域の特長を活かしながら、地域に根ざした産業に変容をもたらす力を育み、地域に変容と活性化をもたらすことのできる人材を育成する教育プログラムの開発。
Ⅳ 1年目(2024年)の取組
1.テーマ① 「理数探究等の探究的な活動の充実」
(1) 総合的な探究の時間(1年、2・3年普通科) 通年
(2) SSH大学出前講座(化学系)(1年理数科希望者)8月
(3) SSH探究基礎実験(物理系・生物系)(1年理数科予定者) 1月
(4) 理数探究(2・3年理数科) 通年
(5) 理数探究中間発表会(2年理数科) 9月
(6) 理数探究校内発表会(2年理数科) 11月
2.テーマ② 「大学・企業・研究所・海外高校等の連携と研修」
(1) SSH講演会(1・2学年) 7月、12月、2月
(2) 関東圏の大学・企業・研究所・博物館等の施設訪問研修(2泊3日)
(Science Research Project)(1年希望者) 12月
(3) 台北市立永春高級中学との交流・協働探究活動(2年希望者) 12月
3.テーマ③ 「フィールドワークや他校連携による地域課題への探究」
(1) フィールドワーク(全学年) 通年
(2) 西北地区探究学習合同発表会(2年理数科・普通科)1月
(3) 科学コンテスト等への参加(2年理数科・希望者)
・青森県理数系課題研究発表会(2年理数科)12月
・高校生科学研究コンテスト(2年理数科)12月
・青森県高等学校総合文化祭自然科学部門(化学部等)10月
・科学の甲子園青森県大会(2年理数科・希望者) 11月
4.成果の公表・普及
(1) 理数科通信の発行と公表
(2) 理数探究校内発表会(2年理数科)、探究活動発表会(2学年全員)の公開
(3) 学校祭で科学実験教室の開講、理数探究ポスター発表